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タイのホラー映画で有名な映画は怖いけどちょっと悲しいお話

こんにちは!

タイ語オンラインスクールLanguage Lab(Lラボ)事務局です。

少しずつ外出もしやすくなってきましたが、まだまだ油断はできませんね。

そんなときに、タイ映画でタイ語の勉強、というのはいかがでしょうか?

Lラボも、予約可能なレッスンが増えています。ぜひご活用ください!

タイのホラー映画

今日はタイでもっとも有名なホラー映画をご紹介します。

タイの多くの方は仏教徒ですが、仏教が伝来するまでは、かつての日本と同様アミニズム(精霊信仰)でした。

精霊のように、あちこちにいるけれど実態のないもの、それが「ピー(phǐi)」です。日本語では、「幽霊、おばけ、精霊」などと訳されます。

 

タイの幽霊といえば。最も有名なのは、

「ピー・ナーク(phǐi nâak)(お化けのナーク)」

もしくは

「メー・ナーク(mɛ̂ɛ nâak)(ナークお母さん)」

です。何度も何度も、映画化されています!

 

ちなみに、「ホラー映画」はタイ語で、

ナン(グ) ピー(nǎŋ phǐi)

といいます。

nǎŋ「映画」

phǐi「おばけ」

 

タイでも大ヒットした、最新のピー・ナーク映画は、こちらから↓↓

http://love-ghost.com/about.html

笑えてゾクッとできて、そしてちょっと泣けるお話です。

ピー・ナーク伝説のおおよそのあらすじは…

☆☆あらすじ☆☆

プラカノン村に住んでいたナークは、戦場へ行った夫の帰りを待つ間に出産するのですが、難産のため子どもとともに亡くなります。

夫を強く思うナークは、幽霊になってその帰りを待ち続けます。

数年後、村に戻ってきた夫はナークが幽霊だと気付かないのですが、周囲の村人たちが夫に進言しようとし、それを恐れたナークは、村人たちを次々と呪い殺してしまいます。

 

最終的に、ひょんなことから夫に幽霊であることがバレてしまい、怖くなった夫はお寺に逃げ込みます。

お坊さんたちにもどうにも出来ないくらい凶暴化したナークは、村人たちを次々と手にかけていくのですが、最終的には高僧により成仏。

ナークの骨は骨壷に入れられ、運河に投げ捨てられました。

ナークの夫は、その後出家して、ナークの魂のために祈り続けました。

☆☆おわり☆☆

 

なんだか悲しい話ですね。

 

映画を見てわからないフレーズがあったら、ぜひ、Lラボのインストラ

クターにお尋ねください!